中高齢に発生する膝のロッキング現象の症状と原因はこれだ!

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こんにちは。ヨシキ(@yoshikianzawa)です。

現在、運動を指導している場所で立て続けに膝のロッキングに困っている方に出会いました。

膝のロッキング現象というと、困っているのはスポーツ選手だけではありません。

今回は、中高齢者によく発生する、膝のロッキング現象の症状と原因ついて説明していきます。

ロッキングって何

膝の関節の中にある半月板がなんらかの理由により骨(大腿骨)と骨(脛骨)の間に挟まり、これが壊れることで膝の曲げ伸ばしが出来なくなったり、引っかかりを感じたりすることを言います。

※半月板とは、膝の関節の中にあるクッション性に富んだ軟骨様の板で内側と外側にあります。これがあることで膝の関節は安定性を保ち、体重を支えることができます。

 

ロッキングをした人に共通すること

  • 昔、スポーツなどで大きな膝のケガをした
  • 仕事柄デスクワークが多い
  • 40代以降で仕事が忙しい
  • 運動不足で脚の筋力が少ない。そのうえ、最寄り駅まで徒歩5分以内

 

大きなケガって?

ここでいう大きなケガとは膝の前十字靭帯損傷半月板損傷をいいます。

前十字靭帯は膝関節で一番大切な靭帯になります。

これが切れた状態でリハビリをせず放置しておくと、膝がグラグラと不安定になり、曲げ伸ばしするときの感覚と、実際に曲げている角度が合わなくなるという現象が起こります。

また、腫れや痛みにより関節が正常に動けず、膝の筋力が低下するといった二次的な被害も及ぼします。

これにより膝関節が更に不安定になり、半月板の一部分に依存する割合が多くなり、加齢と相まってロッキングしやすい環境が構成されてしまいます。

デスクワークと何が関係?

デスクワークが多いと常にイスに座った状態が続くので、膝にとって曲げたままといった状態が維持されます。

これにより太もも、股関節の筋肉が常に使われない状態になるので、不自然な姿勢で急に立ち上がったりすると、半月板が挟み込まれてしまうことが起こります。

これは上記に説明した膝のケガの既往があると起こりやすくなります。

40代以降に多いのはなんでだろう

長年の負担で半月板は徐々に磨耗していくのは先ほど述べましたが、日常での「立つ」「座る」「歩く」などの動作で膝は休むことなく働いています。

通勤などの歩行では体重の2から3倍の負荷が膝にかかるなど、体重の影響を受けやすいのも特徴です。

こうした負荷が長年積み重なると、使い古した革靴のカカトがすり減るように、半月板も擦り減っていきます。

そうなると半月板の厚みやクッション性が弱くなり、膝を動かしたときに違和感や痛みが出てくるようになります。

運動不足がロッキングを誘発

仕事が忙しく帰りも遅かったりすると、つい運動がおろそかになりがちです。

膝関節は大腿四頭筋といった太ももの前についている筋肉ハムストリングスといった太ももの後ろについている筋肉が両方からサポートして膝関節を安定してくれます。

仕事柄デスクワークだったり、平地の移動、エスカレーターやエレベーターを率先して使っていると、太ももの筋肉は使われなくなります。

そうなると太ももの筋肉が徐々に細くなり、コマみたいな体型になり、足腰が細いので見た目もカッコ悪く、運動不足が体重過多となり膝にとっても負担が大きくなります。

この状態で階段を駆け上がったりすると膝に急激な負荷がかかり、半月板が引っかかることでロッキング現象が起こりやすくなってしまいます。

ロッキングは適切な処置、治療が必要

病院であれば膝の状態は見てくれるかもしれませんが、しっかりとした運動を処方をしてくれる場所は稀でしょう。

接骨院などの超音波や温熱療法も有効ではありますが、慢性的なロッキングではあまり効果的ではないかもしれません。

一番は膝の筋力を適切な姿勢でつけること、そして上下の関節(ここでは股関節と足首)を含めた可動性を取り戻すことロッキング再発予防に適切な処置となります。

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ABOUTこの記事をかいた人

アスレティックトレーナー | 大学卒業後2年間アメリカ留学 | 大学病院勤務の5年間で老若男女25000人に運動指導 | 私立高校サッカー部AT | 東京2020オリンピックメディカルスタッフ | オンライントレーニング受付中(質問などはTwitterから)