運動療法で心臓に過度な負担をかけないために注意することは?【適用】




こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキ(@yoshikianzawa)です。

今回で4回目ということで、折り返しになりました。

1回目は「運動強度」について、2回目は「トレーニングの種類」について、そして前回書いた3回目は「トレーニング方法」でした。

今回は「適用」について解説していきます。

まずはじめにトレーナーが運動療法を実施していくにあたり考えるべき点は以下の通りです。

  1. 運動強度
  2. トレーニングの種類
  3. トレーニング方法
  4. 適用
  5. 自己管理
  6. 運動の実施場所

トレーニングの適用

運動療法を実施するにあたり目標を明確に定めてトレーニングしていく必要があります。

例えば、現在の問題点を明確にして、運動療法により何を改善させようとしているのか、運動療法がなぜ必要なのかを提示します。

運動療法には、心肺機能を高めるなど全身にもたらす効果や骨格筋、抹消機能、自律神経にもたらす効果など多岐に渡ります。

具体的な運動療法の効果を下記に示します。

運動療法の効果

運動耐容能

  • 最高酸素摂取量の増加
  • 嫌気性代謝閾値の増加

症状

  • 心筋虚血閾値の上昇による狭心症状発作の軽減
  • 同一労作時の心不全症状の軽減

呼吸

  • 最大下同一負荷強度での換気量の減少

心臓

  • 最大下同一負荷強度での心拍数の減少
  • 最大下同一負荷強度での心仕事量(二重積:Double Product)の減少

冠動脈

  • 冠狭窄病変の進展抑制、軽度の退縮
  • 心筋灌流の改善
  • 冠動脈血管内皮機能の改善

中心循環

  • 最大動静脈酸素較差の増大

抹消循環

  • 安静時、運動時の総抹消血管抵抗の減少
  • 抹消動脈血管内皮機能の改善

骨格筋

  • ミトコンドリアの増加
  • 骨格筋酸化酵素活性の増大
  • 骨格筋毛細血管密度の増加
  • II型からI型への筋線維型の変換

冠危険因子

  • 高血圧、脂質代謝、糖代謝の改善

自律神経

  • 交感神経緊張の低下
  • 圧受容体反射感受性の改善

血液

  • 血小板凝集能の低下
  • 血液凝固能の低下

予後

  • 冠動脈性事故発生率の減少
  • 心不全増悪による入院の減少
  • 生命予後の改善

有酸素運動とレジスタンストレーニングの比較

有酸素運動とレジスタンストレーニングにおいても効果の違いがあります。

Williams MA, et al. Resistance exercise in individuals with and without cardiovascular disease: 2007 update: a scientific statement from the American Heart Association Council on Clinical Cardiology and Council on Nutrition, Physical Activity, and Metabolism. Circulation 2007; 116(5): 572-584.

そのため、これらの運動療法の効果の違いを理解し、運動療法の目的をしっかりと示すことで、指導者やトレーナーとクライアントとの目標共有が可能となり、アドヒアランス(トレーナーとクライアントとの協力的関係のもとでクライアントが主体的に運動療法を実施すること)の向上に繋がります。

次回は「自己管理」についてです!

お楽しみに〜^^

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

【セミナー情報】

12月8日(火)AM9時30分〜10時30分 @zoom

「プレママさんも必見!産前産後ケアセミナー〜産後のカラダを知ろう〜」

参加費:無料!!

このような方にオススメ

・プレママさん

・産後ケアを知りたい

・産前、産後はどんな運動したら良いの?

お申し込みはこちらから!

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

【セミナー情報】

12月12日(土)PM6時00分〜7時00分 @zoom

「肩を痛めた選手のパフォーマンスを低下させないために取り組んでいること」

参加費:無料!!

このような方にオススメ

・若手、学生トレーナー

・メジャーリーグに興味ある

・オーバーヘッドスポーツに関わっている

・肩関節について知りたい

・海外に興味ある

お申し込みはこちらから!

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

【編集後記】

昨日、メンバーシップ限定で「トレーナー英語勉強会」を開催しました!

トレーナーの勉強をしていると、しょっちゅう英語が出てきます^^;

スルーしても問題ないものもありますが、知っておくことで成長スピードが圧倒的に変わるものもあります。

そのようなものを私が実際に経験したことを元にお伝えさせていただきました!

30分程度で終わるかと思ったらめちゃ延長して70分くらいやりましたね^^;

でもそれくらい需要のある内容なんだと改めて感じることができました^^

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

【Twitter】 専門的な意見、一般的なトレーニングの考え方などを中心に発信しています!
https://twitter.com/yoshikianzawa

【Instagram】 ポエムやトレーニングメニューなどを配信しています!
https://www.instagram.com/yoshiki0522/?hl=ja

【公式LINE】 登録すると自宅で簡単に行える運動が無料で見放題です!
https://bit.ly/2X9wdu4

【メンバーシップ制度】会員限定で週一回のトレーナー勉強会、オンライン英会話カフェなどを実施しています!興味のある方は下記からお問い合わせください!
https://lin.ee/mBolkrq

【オンライントレーニング】いつでも、どこでも専門家のトレーニングを受けることができます!今なら無料登録で1セッションお試し体験!詳しくは下記のホームページから!
https://az-one2020.com/

スポンサーリンク




ABOUTこの記事をかいた人

アスレティックトレーナー | 大学卒業後2年間アメリカ留学 | 大学病院勤務の5年間で老若男女25000人に運動指導 | 私立高校サッカー部AT | 東京2020オリンピックメディカルスタッフ | オンライントレーニング受付中(質問などはTwitterから)