こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキ(@yoshikianzawa)です。
みなさん人生で一度は「筋トレ」という言葉を使ったことがあるのではないでしょうか?
「筋トレ」とは「筋力トレーニング」の略した言葉になります。
この「筋力トレーニング」ですが、普段から当たり前のように使われすぎていて、どのような意味を示すものなのか考えたことはありますか?
いちど基本に立ち返り、私たちが日頃から使っている「筋力トレーニング」という言葉について理解を深めていきたいと思います。
筋力トレーニングとは
まず初めに筋力とは「筋が発揮する力」のことを言います。
少し専門的に掘り下げると、筋力トレーニングの成果によって得られる「筋力向上」「筋肥大」は生化学、生理学的要因によって決定することができます。
- 筋におけるグリコーゲン、タンパク質の貯蔵量の増加
- 血管新生の増加
- エネルギー代謝に関する酵素(mTOR:エムトア)に影響を及ぼす生化学的変化
- 筋原線維の増加
- 近接する運動単位の動員(リクルートメント)
筋力は、筋肥大が起こる前に急激に向上します。
初期の筋力向上は筋力トレーニングによる神経筋の促通によるものだと言われています。
この中でいうと5番の現象が起こっているということになります。
リハビリにおける筋力トレーニングの意義
日常生活へ戻るためのリハビリでも筋力向上が目標として掲げられることがあります。
一般的にはパフォーマンス向上としての筋力トレーニングですが、痛みなど不定愁訴によるリハビリでも以下の要素で筋力トレーニングの効果を最大化させることができます。
- 体温と代謝効率を上昇させるための適切な「ウォームアップ」
- エキササイズを正しいフォームで行える「動作コントロール」
- 「痛みのない状態」でのエキササイズ
- 適切な神経パターンの基礎を築くために、初期段階ではわずかに、もしくは全く抵抗をかけない、痛みを伴わない状態で「ゆっくりエキササイズ」を行う
- 「関節可動域の回復」、維持するための包括的なストレッチプログラム
- 関節可動域「最終域での筋力発揮」
このように筋力の効果を最大化させていくためには、関節可動域の確保のみならず筋力を発揮しやすい環境を整えることも重要なポイントとなります。
運動様式
身体を動かすといっても腕や脚、体を曲げたり伸ばしたり、ひねったりすることだけが存在するのではありません。
動きの中にも筋肉は様々な動きをしています。
それが筋の「収縮様式」と言われており、その動きは下記のように分けることができます。
- 等尺性収縮(アイソメトリック:Isometric contraction)
- 等張性収縮(アイソトニック:Isotonic contraction)
- 短縮性収縮(コンセントリック:Concentric contraction)
- 伸張性収縮(エキセントリック:Eccentric contraction)
- 等速性収縮(アイソキネティック:Isokinetic contraction)
※ 等張性収縮の中に「短縮性収縮」と「伸張性収縮」が含まれます。
上記にある筋の収縮様式を知ることで、動きの中での負荷のかけ方が変わるためトレーニングの効果をさらに高めることができます。
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【編集後記】
本日はある方と会って色々お話を聞いてきました。
オンライントレーニングを普及させていくためにも、リアルでの活動も必要だなと感じます。
個人的な背景を武器にするのであれば、心臓血管系のリハビリを専門家としてしていたので、この辺を大々的に出して活動していいのかなと感じます。
狭心症、不整脈が心配な方も安心して運動できる環境を作ると同時に、この辺りに関しても情報を発信していきたいなとも感じます。
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