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【ふくらはぎを怪我した】これは肉離れ?筋肉痛?病院にいった方がいいの?

[voice icon=”https://yoshikianzawa.com/wp-content/uploads/2021/03/Screen-Shot-2021-03-09-at-4.03.16-PM.png” name=”怪我に悩んでいる人” type=”l”]マラソン終わってから腓腹筋(ふくらはぎの外側)が痛いんだけど、これって病院で診てもらった方がいいのかな?触った感じ肉離れの感じじゃないし、でも筋肉痛でもなさそうなんだよね。[/voice]
[voice icon=”https://yoshikianzawa.com/wp-content/uploads/2018/10/FePF7hKs_400x400-300×300.jpg” name=”YOSHIKI” type=”r”]このような疑問にお答えしますね。[/voice]
一般ランナーを医学的にサポートして6年目以上。パーソナルトレーナーとしても活動しています。(@yoshikianzawa

目次

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痛みの種類を考える

どのような種類の痛みかは、動きによって大まかな怪我の状態を把握することができます。

症状別に分けたので現在の状態と照らし合わせながら参考にしてください。

何もしなくても痛い

あまり良い状態じゃない可能性があります。その例としてコンパートメント症候群があります。

コンパートメント症候群とは、何らかの外からの強い圧迫によって筋肉が骨などに挟まれ内出血を起こす傷害のひとつです。

この内出血が進むとふくらはぎがパンパンに膨れ上がり、血流が遮断され最悪の場合、足を切断するような状態になってしまいます。

今回のケースでは、マラソン中、もしくは終了後の痛みなので、このようなケースはほとんど起こらないと考えられます。

押すと痛い

「広範的な範囲での痛み」か「局所的な痛み」なのかで大きく変わります。広範的な痛みであれば、筋肉痛が考えられます。

一方で局所的な痛みであれば、肉離れが疑われます。

その際に一番痛みの強いところに(怪我をしてない足と比較して)くぼみがあればより肉離れを疑います。さらに表面に内出血もみえれば概ね肉離れと考えられるので専門家と相談して適切な対処法を考えるようにします。

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歩くと痛い

歩くといっても、足を引きずるほどの痛みか、そうではないかで異なります。

おそらく筋肉痛であれば足を引きずるほどの痛みにならないですし、肉離れであれば患部を保護しようとするので、自ずと引きずる可能性が高くなります。

走ると痛い

これも上記と同じで引きずるほどの痛みであれば、肉離れを疑います。

痛いけど問題なく走れる、もしくは走っているうちに痛みが改善してくるようであれば筋肉痛が考えられるでしょう。

これらは簡易的な評価ですので、参考程度にとどめて必要時には医療機関、もしくは専門家に診てもらうようにしましょう。

怪我をしたところの状態

見た目も大切な情報になります。患部の状態が「腫れている」「赤くなっている」といった状態は炎症期によくみられます。

腫れている

腫れているということは、微細な出血があると推測できます。筋肉痛によって出血することは、あまり考えにくいので、腫れが出ているようであれば肉離れを疑います。

その場合、無理に動かすことで悪化するのでストレッチは控えるようにしましょう。

赤くなっている

炎症初期によくみられる現象です。患部に血流が集結している状態です。この状態が起こるということは患部に何らかの損傷があると考えられるので肉離れが疑われます。

冷やすべき?温めるべき?

もし肉離れをしてしまった場合には冷やすべきなのでしょうか。それとも温めるべきなのでしょうか。この辺りは専門家の中でも議論になるところです。なので一般の方でも分かりやすいように端的に書いていきたいと思います。

怪我をしてからの期間

怪我をした直後から3日間を急性期と言います。この期間はアイシングをしましょう。急性期を過ぎても痛みが長引くようならアイシングをしても良いですが過度なアイシングは患部の治癒を送らせてしまう可能性があります。

アイシングにはやっぱり氷のうがベストです。

氷のうに入れる氷は必ず0度以上にするようにしましょう。(冷凍庫の氷は軽く水にさらします)こうすることで凍傷を予防することができます。

ごく稀にレイノー現象を引き起こす可能性もあるので、指先などの異変を感じたら中止して医療機関でみてもらってください。

痛みの状態

急性期を終えて痛みも改善しているけど、患部の動きにくさを感じるようでしたら温めるのがオススメです。

その場合に用いられるのはホットパックというものですが、最近は家庭用でも使えるみたいなので興味のある方は覗いてみてくださいね。

まとめ

今回書いた内容は医療従事者が書いた内容です。お医者さんではないので診断はできませんが、ヒントは散りばめられているはずです。

あなたの現在の状態に当てはめてみて肉離れが疑われるようでしたら、無理をして走らずに専門者と相談しながらリハビリに励むのが良いと思います。

もし身近に専門家がいないという方は、私も専門家の一人なので相談に乗ります。

お気軽にご相談ください^^

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【編集後記】

AZ_ONEコンディショニングジムをオープンしました^^
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オープンして3週間ほどですが、ありがたいことにお問い合わせをたくさんいただいて、実際のセッションも来ていただいています^^

ハード面も整って来ており、先日はストレッチポールが届きました!

次は何が届くのか楽しみです^^

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この記事を書いた人

アスレティックトレーナー/デフサッカー男子日本代表チーム/社会人大学院生/大学病院勤務/東京2020オリンピックメディカルスタッフ・選手村フィットネスセンター/スポーツ外傷・障害予防/心臓リハビリテーション/アメリカ留学経験あり/質問はTwitter、インスタのDMのみ

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