こんにちは。ヨシキ(@yoshikianzawa)です。
ランニングをした後はどうしても足首や膝に熱がこもりやすくなってしまいます。
場合によっては、痛みが出たり、ひどいとまっすぐ歩けなくなってしまうことも。
そんな時に考えられる対処法として「アイシング」があります。
今回はアイシングの仕方、実施時間について書いていきます。
アイシングってなに?
アイシングとはRICE処置(ライス処置)と呼ばれるものの1つに含まれています。
RICE処置は通常ケガをした後に行われる対処であり、それぞれの頭文字をとってRICEと表記されています。
この中のIがIcing(アイシング)であり、日本語で言うと「冷却」という意味で使われています。
冷却なので、熱のこもってる部分や痛みのある部分を冷やすことが大きな目的となります。
アイシングの仕方
患部を氷を用いて冷やすことで熱をクーリングしたり、痛み刺激を緩和する役目があります。
例えば膝が痛い時には、痛みのある箇所を覆うように氷を当てます。
この時に使用される氷は一度水に濡らした氷を使用してください。
冷凍庫から取り出したばかりの氷では氷点下であるため患部に当てた際に凍傷といって冷たさでヤケドをする可能性があるからです。
必ず冷凍庫から取り出した氷は一度水に濡らしてから使用するようにしましょう。
アイシングで使用する氷嚢はこちらになります。
アイシングの実施時間
通常、患部に氷を当てる時間としては15分から20分ほどが望ましいとされています。
太ももなどの比較的大きな部位では20分ほど、反対に膝の後ろなど神経の近くを冷やす場合には通常より短めの10分ほどを目安に冷していきます。
どれくらいの期間冷やした方が良いのか
アイシングの目的は疼痛の緩和、腫れの防止です。
したがってある程度、患部の痛みが気にならなくなればアイシングを行う必要はありません。
近年ではアイシングを行うことで一過性に血流を阻害させるため急性期を終えた後は温めた方が良い場合もあるそうです。
私自身は不用意なアイシングは患部の治癒を阻害するものとして考えているため、余程強い痛みがある場合と急性期以外では積極的に使用しようとは思っておりません。
まとめ
ランニング後は患部に熱がこもりやすく場合によってはアイシングをした方が良いかもしれません。
ですが、不用意なアイシングは患部の治癒を阻害してしまう可能性があるため必要最低限にとどめた方が良いでしょう。
アイシングは未だにたくさん議論されている分野です。
そして専門家の中でも考え方にバラツキがあると思います。
これは私自身の経験や知見から得た情報をまとめただけですので、世紀の大発見があれば今後も考え方が大きく変わることがあるかもしれません。
どちらにせよ、大きな間違いでないと思いますので、ランニングをしている方はぜひ参考にしてみてください。
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