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Red Flagを見逃さないために

こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキ(@yoshikianzawa)です。

痛みを有しているクライアントさん、選手は全員がスポーツに由来したケガを持っているとは限りません。

スポーツ医学について学んでいると整形外科のみならず、見逃してはならない重篤な疾患を患っている場合があります。

しかしながら、最初のうちはその症状や兆候が重症に見えない場合があります。

例えば、軽度の下腿打撲だと思っていたものが「深部静脈血栓」であったり、成長期の障害の一つであるオスグッド・シュラッター病が「骨肉腫」の場合だってありえます。

このように一見、症状が似ていて見逃してしまいそうな疾患ですがこのような「Red Flag」を見逃さないためにはどのように考えたら良いのかを今回は紹介していきます。

※ここに載っていることが全てではないので、自分自身で専門書などを読んで知見を深めるようにしましょう。今回書いていくのはあくまで一つの考え方でもあるので参考程度にとどめておくと良いでしょう。

目次

紛らわしい症状を見分けるには

クライアントさん、選手が目の前に現れた瞬間から評価が始まります。

歩容、表情など、目から見えることも大切な情報の一つです。

このように第一印象でそのクライアントさん、選手がどこに問題を抱えているかを評価するのは非常に大切ですが、臨床経験が長くなってくると第一印象で判断を決めがちになります。

一目で傷害を見極める能力は重要ですが、これが全てではないと気づくことも重要な評価の考え方の「前提」になります。

虚心坦懐な姿勢を忘れないようにしましょう。

さて、前置きが長くなりましたが、紛らわしい症状の見分け方で大切なことは、「徹底的な問診」と「詳細な身体の評価」です。

これらで見せかけの症状を評価できなければ、その後の適切な検査に誘導することができません。

例えば、腰痛です。

筋・骨格系の腰痛であれば、体位変換により疼痛が緩和されます。

それが「どのような姿勢になっても疼痛が変わらない場合」には、腹部大動脈解離の可能性が考えられます。

この場合、時間の経過とともに死亡率が高まるため緊急で腹部のCTを撮影し、医師の診断と適切な治療を受けなければなりません。

このように一般的な症状と合致しない所見や、通常とは異なる問題がみられる場合には、Red flagも考慮して評価を進めていくべきです。

稀な症状や筋・骨格系以外の疾患を理解するためには、さまざまな専門家の意見を聞いたり、日々の勉学に努めなければなりません。

その中で「これは異常所見なのか?」と常に自問自答しながら正解を考えていく姿勢が大切になります。

そうすることで徐々に引き出しを増やしていき、適切な評価に気づくことができます。

この章の冒頭に述べたように、臨床経験が長くなると第一印象で判断しがちになります。

経験の蓄積は非常に大切ですが、それが視野を狭める要因になるということも忘れずに日々の臨床に努めていく必要があるのではないかと考えています。

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【編集後記】

トレーナー向けの記事を書いてみました。

こんな風にたまには思考を変えてアウトプットしてみるのもいいですね。

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この記事を書いた人

アスレティックトレーナー/デフサッカー男子日本代表チーム/社会人大学院生/大学病院勤務/東京2020オリンピックメディカルスタッフ・選手村フィットネスセンター/スポーツ外傷・障害予防/心臓リハビリテーション/アメリカ留学経験あり/質問はTwitter、インスタのDMのみ

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