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長年に渡り多くの人たちのリハビリテーションをして見えてきたこと

こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキ(@yoshikianzawa)です。

アスレティックトレーナーはチームに帯同する印象がありますが、個人事業主として活動の場を広げていくうちに数年前からパーソナルトレーニングを行うようになりました。

そこでもたくさんの人に会うのですが、ボディメイクではなく機能改善を求める人が多くいるということに気がつきました。

機能改善といっても、主に腰痛や肩こり、ひざ痛など「痛み」に関する悩みです。

アスレティックトレーナーのカリキュラムの中にもケガをしてから元の競技レベルに戻るための「アスレティックリハビリテーション」といったものがあります。

しかし、大多数はアスリートではないため元の競技レベルに戻るより痛みの改善を求めるケースがほとんどでした。

それは理学療法士さんが病院で医師の処方の元で行える「メディカルリハビリテーション」のようなものでもあります。

ここで共通する「リハビリテーション」という言葉ですが、辞書で調べてみると「健康的に良い生活様式に戻るプロセス。病気になった後に誰かが助けるプロセスなど」と定義されています。

「健康的に良い生活様式に戻るプロセス」がリハビリテーションであれば、機能改善もまた、広義的な意味でここに含めることもできるのではないかと考えることができます。

つまり疼痛や身体機能の不都合さを健康的な状態に戻すためには、積極的なリハビリテーション(運動療法)が必要になってきます。

目次

リハビリテーションプログラム

私のことを知っている人であれば、すでに聞いたことがあるかもしれませんが、スポーツ医学は「サイエンス」として分類し、優れたリハビリテーションプログラムの立案は「アート」の要素が含まれると思っています。

人の身体はもちろんのこと、個性や生活スタイルも様々です。

そこに専門家による個々に合わせたリハビリテーションが必要であり、画一的なプログラムでは役に立ちません。

さらに、個別の目標やゴール、体力レベルも異なっており、これらすべてがプログラムの立案に影響を与えます。

そこでプログラムの立案には一般的な原理・原則やコンセプトがベースとなってきます。

社会的背景を含めた介入

人は身体も異なれば性格も違います。

そのためリハビリテーションを遂行するためにはトレーナーの高い社交性が求められます。

モチベーションの低い人、弱気で自信のない人には心理的サポートや励ましが必要であり、反対に熱量の高い人には全体的に落ち着かせるような言動や振る舞いをする必要があります。

また、キャリアや仕事に対するプライオリティの高い人、プロスポーツ選手、家族を大切にする人、孤独を好む人など、生活スタイルはそれぞれ異なります。

このような背景を持った人たちと信頼関係を築きつつも、リハビリテーションではケガや痛みに対する心理的影響を考慮しなければなりません。

個人差があるため、それぞれにあった関わりとクライアント自身のアドヒアランスを高めるためには、常にプログラムをチェックし、客観的・主観的な評価をもとに修正していく必要があります。

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【編集後記】

ブログの更新が深夜になる日が続いていますね。

どうにか日中に書ける努力をしなければと感じています…

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この記事を書いた人

アスレティックトレーナー/デフサッカー男子日本代表チーム/社会人大学院生/大学病院勤務/東京2020オリンピックメディカルスタッフ・選手村フィットネスセンター/スポーツ外傷・障害予防/心臓リハビリテーション/アメリカ留学経験あり/質問はTwitter、インスタのDMのみ

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